2015年6月
20150624
小説は現実か
好きな作家のことってあんまり知りたくない
巻末での解説やあとがき苦手
その作家のエッセイも、全然興味ない
ものがたりを、わたしはなんだか本当のことのように読んでいるみたい
会ったことのない誰かの生活の一部分
なんかこう、読んでいて自分の中にスッと入ってくる文章が好きなのかも
高校生の時に読み始めた本が何故か「なんか無理」って思って途中までしか読めなかったときは自分でもびっくりした
それまでは一応ひととおり、最初から最後まで読むのが当たり前だったのに
読めなかったのは、唯川恵さんの『愛がなくてははじまらない。』だった
別に恋愛小説がダメなわけではないんだけど
どんな感じだったのか、もう忘れちゃったしもう一度読んでみようかしら
あと、さっきはエッセイ興味ないといったけど
唯一小説もエッセイもどっちも読めるのは乙一さん
小説よりあとがきのほうがインパクトあったんだよな
それでエッセイも読んで、面白かった記憶がある
なんか変なんだよね、乙一さんの話
こう考えて思うのは、
小説とエッセイ(や、その他の自分語り)との境があいまいなものはOK?
小説とエッセイとがちょっと違う雰囲気なのは苦手?
わたしのなかでは“現実”なのに、「小説はあくまで“小説”なのよ」と言われているような気がして
Posted on 2015-06-24 | Posted in 光の粒 | No Comments »