光の粒
展示の楽しみ方
昨日は吉祥寺展覧会その②、書道の展示「希乱展」の搬入作業でした
この展覧会は大学時代のクラス展なのですが、やはり4年間一緒にやってきた「チーム」って凄い!!
久しぶりに展示をやろう!と呼びかけたのは私ですが、展覧会を作り上げる作業は全員で自動的に進んでいきます
まさに阿吽の呼吸!
振り返ると大学時代は毎年、学年展と学科全体の展示の2回をこなしています。卒業制作展を入れると4年間で9回、展覧会の作業を行ってきたことになります
わたしたちに「マニュアル」はありません。最初は先輩や先生に教えてもらいながら、目で、手で、体で覚えていったものです
せっかくですので昨日やったことを紹介します
◆希乱展の搬入作業
⑴すべての作品を取り出し、壁面にランダムに並べる【難易度 低】
⑵作品の配置を考える【難易度 高!】
考える要素は、壁の広さ、作品の大きさ、内容・色・雰囲気、額なのか、掛け軸なのか、などなど・・・
実際に作品を壁に掛け、どんどん入れ替えて試していきます
配置によって作品の魅力が減ってしまうこともあるので真剣!!
⑶高さや間隔を揃える【難易度 中】
高すぎず低すぎずの場所にピタッと飾る!
⑷作品の横に名票(キャプション)を貼る【難易度 中】
これも高すぎず低すぎずの場所に
⑸照明を調節する【難易度 中】
⑹備品を配置する【難易度 低】
挨拶文、芳名帳、ポスターなど
完成〜〜\(^o^)/
このようにして、何もない真っ白なギャラリーが立派な【希乱展】になりました
なんとなく飾っているんじゃないんですよ。そんなところを「へぇ〜〜」って思いながら観ていただけると嬉しいです
Posted on 2015-08-06 | Posted in 光の粒 | Comments Closed